皆さん、昨夜の「ジロ・デ・イタリア 第5ステージ」をご覧になりましたか!?
いやもう、本当に興奮しました! 素晴らしかったですねえ、新城幸也選手。3時間ほどの中継時間のうち、ほとんど出ずっぱり、世界中に彼の走りが配信されていたのです。レース後半は、集団に追いつかれるかどうかでやきもきさせられ、終盤はもういてもたってもいられなくなり......。ここまで来てしまうと、3位という順位は、うれしいんだか悔しいんだかわからなくなりそうです......が、すごくうれしいのですが。
3週間にわたる長丁場のレースの中には、「わりとどうでもいい」みたいなステージがあります(もちろん毎回が真剣勝負ですが、それでもちょっと気を抜けそうなレースがありますよね)。第5ステージは、本来はそんなレースのはずでした。チームTTの翌日で、距離も168キロとそれほど長くなく、コースはほぼ平坦......。いつもなら、「今日は栗村さんとSacshaの雑談をメインに聞く回」と意識するところです。
レースの中継は21時半からでしたが、それ以前にTwitterでは「新城が逃げてる」という情報が流れていました。それを知ってしまった以上、気楽な視聴などできません。J Sportsでの放送でも、しっかりと彼の逃げの瞬間が放送され、その後はずっと、彼を中心とした4人の逃げ映像が延々と......。日本人にとっては、これは本当に夢みたいなものです。
最後の最後、新城選手が飛び出したことで3人の逃げは決まりましたが、彼は3人の中では3位に終わりました。あの時点で飛び出さなければきっと集団に追いつかれていたでしょうし、それでも逃げたことで力を使ってしまって3位になってしまったのかもしれませんし......。考えはじめると色々と複雑です。
今まで、レース映像を見ていて「なぜこの段階で牽制するのだろう」と思うような場面が何度もありましたが、今回のレースを新城選手に非常に感情移入をしながら見たことで、選手たちが牽制しあう理由がちょっとだけわかったような気がします。それだけ、サイクルロードレースは奥深い......。
それにしても、テレビの生放送を見ながら「頑張れ頑張れ」と手を握りしめるようなことって、最近あったでしょうか(笑)。アウェイの東京戦はビデオ観戦のことが多いし、いくら私がチェルシーやモウリーニョのファンだからといっても、ここまで必死で応援したことはないような。それだけ、この日の新城幸也選手の活躍は、本当にすばらしく、歴史に残るものだったのです。
ひと晩明けて、海外メディアのcyclingnews.comには新城選手のコメントが。
"I was thinking of all the Japanese people who are watching the Giro d'Italia on J-Sport," he said. "This was my main source of motivation. I could imagine everyone in Japan shouting while I accelerated towards the finish. It gave me a lot of strength."
J Sportsを見ている日本のファンのために頑張ってくれたそうです! あー、応援しているほうにとっても本当にうれしい! 泣けてくる!
見逃してしまった方、6月4日の25時から再放送がありますので、ぜひ見てください! ......でも、新城選手、今後のジロでもまだまだ活躍してくれそう!
![]() | イラストでわかる!ロードレースの秘密 (エイムック 1928) エイ出版社 2010-03-27 by G-Tools |
そんなロードレース三昧の日々におススメしたいのが、こちらの「イラストでわかる!ロードレースの秘密」。A5判、約150ページ、フルカラーのムックです。お値段は1200円。サイクルロードレースはこんなふうに見るとおもしろい!ことがわかる「学習漫画」がメイン。解説でおなじみの栗村修さんがキャラになっていろいろと教えてくれます。

↑学習漫画パート。栗村さん、似てる~!
さらに、有名海外ロードレースの概要(J Sportsで中継されるものが中心ですが、グランツールに関しては各ステージの日程表なども掲載)や、国内レース観戦マニュアル、2010年の選手名鑑も掲載されていますので、1冊で今年のレース状況はすべてわかるというすぐれもの。
マニアックにサイクルロードレースを見ている人にとっては「初心者向け」と思うかもしれませんが、個人的にはこういうユルいコミックが載っている本は大好きなので、即、買い!でした。いろいろ追求したい人は、「チクリッシモ」を読みましょう~。
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ジロはまもなく山岳ステージに突入しますし、来週からはツアー・オブ・カリフォルニアも始まりますし、ますます盛り上がりそう。新城幸也選手の今後の活躍にも期待してしまいます!









昨年のツールもそうでしたが、アシストの立場では多分唯一といえそうな勝負所で果敢に攻めて、しっかりと勝負に絡める走りができるのも実力と運を兼ね備えていそうです。
最後に残った内の他の2人がフランス人だったのも勝負のあやだったかもしれませんが、次はこのような展開でもゴールまで逃げ切るようなパワフルな走りを見せて欲しいです。
山猫の店主さま、コメントありがとうございます。
「かけひき」という面で、まだまだ学ぶところがあるのかもしれないな~とも思いました。でも、あの場面ではああするしかなかったのではないかとも……。
新城の実力も周知のこととなったので、今後はなかなか逃げさせてはもらえないかもしれませんが、それでも期待しています! なんだか漫画よりもスゴい現実で、あらためて感動をかみしめてしまいます。
イラストでわかる!ロードレースの秘密、注文しました。
生で見るロードレースは迫力だけで楽しめますが、TVだと臨場感に乏しいので楽しめませんでした。
しっかりと勉強します(^-^)
海が好きさん、コメントありがとうございます!
ツール・ド・フランスだと、映像が美しいのでそれだけで堪能できるんですけどねえ……。山岳に入る前は、ジロよりもカリフォルニアのほうが気になってしまっています(笑)。