冬のお楽しみといえば、庭にやってくる野鳥の観察。




↑ミカンを食べるメジロ
ホームセンターで買ってきたヒマワリの種や、食べきれずに固くなったパン、ちょっと傷みはじめたミカンなど、ヒマワリの種以外は基本的に「残飯整理」。それでもいろいろな種類の小鳥たちがやってきます。
ヒマワリの種はシジュウカラ、パンやコメはスズメやキジバト、果物類はメジロやヒヨドリ。小さなメジロを蹴散らして果物を独占するヒヨちゃんを阻止すべく、ヒヨドリが止まれないような細い枝にミカンを刺してみたりと、お気に入りの鳥に食べてもらうためにいろいろ工夫するのも楽しみのひとつ。

↑今年の主役・カワラヒワ
昨年はヤマガラやコゲラも来たのに、今年は姿が見えなくて残念。代わりにといっては何ですが、カワラヒワが群れでやってくるようになりました。見た目はあまりかわいくないけれど、コロコロと鳴く声がとてもきれいな、スズメくらいの大きさの鳥です。そういえば、一度ルリビタキみたいな色の鳥を見たのですが、あれは幻だったのでしょうか......。
ヒヨちゃんとキジバトの戦いも見どころでした。いつもはボーッとしているハトも、ヒヨちゃんとがっぷり四つの決戦。羽毛が飛び交うほどのバトルは、ほとんど怪獣大決戦でございました。

↑好きな表紙を並べてみました
鳥観察をしていると時間があっという間にたってしまって、ますますダメ人間になってしまいそう......と反省していたところ、そんな私にピッタリの漫画があると教えてもらって読んだのが「とりぱん」
でした。
会社員だったころは毎週買っていた「モーニング」ですが、すっかりご無沙汰になっていて、こんな連載があったなんてちっとも知りませんでした。しかも、すでに10巻まで出ているのですから、かなりの人気作品なんですよね。さっそくネット書店経由で大人買いしてみると、これがまさにズバリというかツボというか。
作者のとりのなん子さんは岩手県在住。この「とりぱん」で賞をとって漫画家デビュー、連載を始められたようです。連載は基本的に毎回4ページ。4コマの擬人化された鳥観察エピソードや、日々の自然観察エッセイ風漫画などから構成されていて、いちいち「そうなんだよねー」と同意したり、「こんな視点があったのか」と驚いたり感心したり。
擬人化された鳥キャラは単純な線で漫画チックに描かれていますが、コミックの表紙イラストでもわかるように画力のある漫画家さんなので、植物や自然の描き方に非常に説得力があるのですね。なんだか詩の一節のように感じるエピソードもあって、すごく気に入った漫画になりました。
それにしても、アオゲラが日常的にやってきて、白鳥をすぐ近くで見ることができるなんて、さすが東北、うらやましい限りです。わが家も都内では田舎ですが、さすがにそんなに珍しい鳥は来ないもの。
3月に入ると、ヒマワリの種が減る速度が鈍くなり、そろそろ餌付けシーズンも終わりかな?という時期になるのですが、今年は寒さが続いているせいか、相変わらず鳥たちがたくさんやってきています。結局、今年はヒマワリ種を10キロ近く消費してしまいました。これで、初夏にウチの巣箱に営巣してくれればいいのですが、なかなかそうもいかないのが残念で......。
さて、残り少ない「野鳥観察の日々」を、名残を惜しみつつ満喫することにいたしましょうか。
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