ひねもすポタ暮らし

姉妹ブログ「青赤自転車でいこう。2」更新情報

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遅い春

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久しぶりの味の素スタジアムでのサッカー観戦のあと、府中の桜をチェックしにいきました。

togoji1
↑まだ満開ではありません


毎年見に行く、東郷寺の早咲きのシダレザクラ。ことしは、いちばん最初に開花する手前の桜しか咲いていませんでした。しかも、まだ五分くらいかな......。先週には雪も降りましたし、今年の冬はなかなか手ごわいですね。


togoji2
↑右側の桜はまったく咲いていません


山門から見下ろした風景もこんな感じ。昨年のちょうど同じ日に撮った写真では、こんなに咲きそろっていましたが......。ことしは、順番に咲いていく年になるのかな!? 今週後半には咲きそろいそうなので、時間があったらまた見に来ることにしましょう。


fuchu
↑満開まではもうひと息


多磨霊園のシダレザクラの並木も、まだほとんど咲いていませんでした。枝の先がちょっと紅色に染まっていて、もうすぐ咲きそう!な雰囲気はあるのですが......。これも、来週かな~。


mokuren
↑たくさんのハクモクレン


桜のことばかり考えながら自転車を漕いでいたら、国分尼寺跡でたくさんのハクモクレンを見ることができました。今までの経験からいけば、ハクモクレンが満開になって1週間たつとソメイヨシノが咲くはず。急激に気温が上がらない限りは、来週開花、再来週が満開というのが多摩の桜のスケジュールになりそう。


sakura
↑めぐりくる春


今年は計画停電の影響や自粛ムードもあり、あちこちでお花見イベントが中止になっているようです。でも、わたしたちがどんな状況であろうが、どんな気持ちであろうが、季節がくれば変わらぬ姿を見せてくれるのが、花たちのすばらしいところ。その姿に、わたしたちは勇気づけられ、なぐさめられ、未来への希望をみいだすのです。お花見イベントが中止になっても、花が咲くのをとめることはできません。

ことしは野川の桜のライトアップをはじめ、ライトアップイベントは軒並み中止となることでしょう。そんなときは、自転車のライトをはずしてささやかなセルフ・ライトアップを楽しんでみてもいいかもしれませんね。

日々是停電

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計画停電が始まって、1週間。
少しずつ、この非日常にも慣れてきたような気がします。

station
↑計画停電最初の日の夕方......


東北地方にある福島の原発は、もともと首都圏の電力をまかなうためのもの。その事故のために多くの近隣の人々が避難を強いられ、たいへんな災難にあっています。ちょっとした停電やそれに伴う鉄道の不便を受け入れるのは、われわれにとっては些細なことです。

わが家のエリアは「第3グループ」。先週の月曜と火曜は停電しなかったので安心していましたが、水曜からはしっかり時間通りに停電。同じエリア内でも、近隣に「停電させてはいけない施設」がある場合は停電しないみたい。停電を避けられないのは残念ですが、その分、電気代が安くなると考えることにいたしましょう(笑)。

個人的には、夜の停電時にひとりで自宅にいるのはイヤなので、計画停電が夜に行なわれるときは積極的に停電エリア外に出るようにしています。おかげで、久々に友人と会って食事をすることもできましたし、用事をいろいろ片付けることもできています。何ごとも前向きに考えないとね。

結局、昼間の停電時であっても、停電による「完璧な静寂」が耐えられずに外出してしまうのは変わらず。私の場合、停電の対処法は「外出」みたいです。でも、次回は「掃除」にしようかな。それにしても、ふだんいかに電気に頼った生活をしているのかを痛感させられますね。

今のペースで計画停電を行なっても、夏の電力需要をまかなうことはできないそうです。暑さが苦手な私には死活問題。夏をどう乗り切るのか、これからの3ヶ月である程度のめどをつけなければならないわけで、政府がどんな判断をするのか、注目していかなくてはなりません。

ところで、先日の停電時、初めて信号が消えているのを見ました。いつもは「面倒くさい」「うざい」と信号を嫌っていましたが、いざ信号が消えてみると、心細いったらありません。実は、信号はわたしたちの安全を守ってくれる存在だったのですね......。

いろいろなことを考えさせられたこの一週間。ほんとうに、世界が変わってしまったのだなと思うのです。でも、今さら昔に戻ることはできません。希望の光を見つけて、ただ前へ進むだけ......。

ひきつづき、がんばろう日本。

春の花木

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計画停電が昼ごろから予定されていた金曜日。静かな屋内でも聞こえていた冷蔵庫の運転音が急に途切れ、本当の静寂になりました。これが「停電」なのか~。

ふだん電気に囲まれていると、この静寂には耐えがたいものがあります。せっかく晴れているから、まずは外に出よう。外の空気を吸おう。そう思って外に出てみると、そこにはまぶしいほどの春がありました。


kobusi
↑コブシの花


蝶か鳥が飛び立つ姿にも似るコブシやモクレンの花は、春の花木の中でも大好きなもの。コブシが咲き始めると、桜の季節まであと少し、と指折り数え始めるのです。


ume
↑遅咲きの梅


花の色が変わる二色咲きの梅は、遅咲きの品種。毎年、この花を見るのを楽しみにしていたのに、すっかり忘れていました。


kanhizakura
↑カンヒザクラ


先週の小金井公園ではほとんど咲いていなかったカンヒザクラも、こちらでは少しずつ花が開き始めています。桜とは思えないような形と色ですが、これも立派な桜。控えめなうつむきかげんの花です。


trees
↑色とりどりの木々


黄色い花は、サンシュユ。紅色はカンヒザクラ。白は梅。青空を背景に、さまざまな色が交差します。昨日は、今年はじめて、ちょっとヘタくそなウグイスの声を聞きました。シジュウカラのさえずりも、しばらく前から聞こえています。


sakura
↑カワヅザクラ


空堀川沿いの河津桜。ソメイヨシノよりも花期が長いので、もうずいぶん長いこと咲いているような気がします。時間がたつにつれて、淡いピンクの花が色あせていくようにも見えますが、それでも充分きれい。

毎年見に行っている調布のハリウッド化粧品のオオカンザクラは今が見ごろのようです。例年ならば、Jリーグの開幕戦のころに見ごろになる花。今年は春が遅いのですね。来週には、府中の桜も見られるかな......。


大震災の発生から1週間が経過しましたが、被害の全体像はまだ把握できず、原発の状況も予断を許さず、余震も収まらず......と、綱渡りの日々が続いています。何を語っても空虚に感じてしまうので何もちゃんと書けない自分がもどかしいのですが......。どうか、ひとりでも多くの人が救われますように。そして、強い気持ちをもてますように。心をひとつにして困難に立ち向かえますように。

元気をだそう

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余震が続く中ではありますが、ちょこっと近所に買い物に。

kyorai
↑「草門去来荘」の臨時パン売り場


魚が売れなくなっているというので、「角上魚類 小平店」で割引シールが貼られたマグロを買ったり、ホームセンターでトイレットペーパー争奪戦を目撃して唖然としたり(買い物の目的は「ヒマワリの種」で、無事ゲットできました(笑))。

ひととおり目的の買い物は終了したものの、TVで暗いニュースばかり見て気持ちが沈みがちだったので、初めて入ったケーキ屋さんでシュークリームなど甘いもんを購入。甘くておいし~ものでも食べないと乗り切れません。ホワイトデー、忘れ去られてたしなw

そして、野火止用水沿いの「草門去来荘」を通りかかると、何やら人だかり。そしてパンが焼けるいい香りが~。

店の前で、焼きたてのフォカッチャが売られていたのでした。あまりにもおいしそうなので、ひと切れ購入。500円はちょっとお高めかもしれませんが、「草門去来荘」そのものがお高めのお店ですし、こうして屋外販売を見つけたのは初めてでしたので......。

聞いてみると、屋外販売は初めての試みだとのことでした。「こんなときだから」という言葉には素直に納得。私も「こんなときだから」いろいろ買っちゃうのです(あれ?)。


pan
↑ごちそうさまでした~


帰宅して、まだ熱々のフォカッチャを切って、オリーブオイルとともに試食。あ~ウマ~~~! 皮の部分がちょっとパリパリして、塩味がところどころ感じられるのが最高においしかったです。「草門去来荘」は2年前の結婚記念日以来ご無沙汰中。そのうち落ち着いたらまた行きたいな~。

地震の直接の被害を受けていない自分たちが、ただ下ばかり向いて自粛モードに陥っていては、物事は前に進みません。寄付をして、節電をして、自分たちが元気を保っていけるようにちゃんと食べるものは食べて、よけいな買い占めをせず、ふだんの生活を送ること。

停電そのものや、それに伴う交通手段の減少で不便は強いられていますが、これくらいの不便は喜んで引き受けるくらいでなくてはいけません。まだしばらくは「自転車で遠出」という気分にはなれませんが、やっぱり季節を感じられる余裕をもちつつ、前を向いて暮らしていこうと思っています。


tamako
↑昨日の多摩湖。水を抜いているのかな?

3月11日の午後を境に世界が変わってしまったので、しばらくブログを更新する気力を奪われてしまってしました。

ume
↑小金井公園の梅


が、こういうときこそ「日常」を続けていくことが大事だと考え直すことにして、これまでどおり独にも薬にもならない日々のことを書き連ねていくことにします。もう元には戻らない日々ではあるけれど、あとで思い出せるようにしたいから。

今日の日記で載せている写真はいつもと変わらないように見えるけれど、ぜんぶ3月12日より後のもの。見慣れた風景なんだけれど、そんな見慣れた風景を見られることが、とても貴重でありがたく、愛おしいもののように感じます。

梅は小金井公園。本当なら、前の週末は青梅へ梅を見に行こうと思っていました。でも、大きな余震の可能性が高いとのことで、遠出は取りやめ。FC東京の小平グランドで選手たちの元気な姿を見て安心した後、小金井公園へ行ってみたのです。ちなみに、SLの近くのカンヒザクラはまだほとんど咲いていませんでした。


ice
↑今年初めてのアイス


体育館の近くには、いつものように八王子のジェラート屋さん「ダ・ルチアーノ」のケータリングが出店。日曜日は暖かかったので、今年初めてのアイス&ソフトクリームをいただきました。公園内はたくさんの親子連れ。時折り、TVで見た津波映像がフラッシュバックするようで、こののどかな光景が信じられないもののように感じられる瞬間もありました。


tamako
↑いつもの多摩湖。でもいつもとは違うかも


いつもの多摩湖へ行ったのは土曜日のこと。人造湖の堰堤から湖を見つめ、5キロ以上もの彼方からやってくる大津波というのはどんなものだろうと考えてしまいました。日本でもかつてなかったほどの大災害。地震に津波という自然災害に加え、原発という現在進行形の危機にも見舞われ、これからは予想もしえなかった未来が待っているのかもしれません。

それでも、季節を感じて開く花や、何ごともなかったようにやってくる野鳥たち、屋根の上で昼寝をする猫たちが教えてくれる「日常」を取り戻すために、できることをやりながら、協力しあいながら、励ましあいながら、未来へ向かって進まないと。

私たちはまだ大丈夫。頑張ろう、日本。

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